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【フレイルとは】
フレイルとは加齢に伴い身体の予備能力が低下し、健康障害を起こしやすくなった状態です

年齢を重ねると体のあちらこちらが以前と比べて、思うように動かないとか痛いと思うことが誰でも
あります。加齢や病気が原因ですが、生活機能や認知機能の衰えで外観や能力にも現れます。いわゆ
る老化現象です。近年では口腔ケアも身体への影響が大きいと注目されています。
　これを「フレイル」と日本老年医学会が考案・名付け、フレイルは予防により健康状態から要介護
に至る過程を遅らせることが可能であると言われています。
　何よりも自分や家族が健康で楽しく過ごす時間をより多くするために、科学的根拠・データに基づ
きフレイル予防に取り組むことが求められています。

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【フレイルの診断基準】
　以下の項目に３つ以上当てはまる場合
1.体重が減少(1年で4.5Kg以上自然に減った)
2.疲労感
3.筋力の低下(＊サルコペニア)
4.歩行スピードが遅くなる
5.身体活動が低い

【フレイルパスポートの記入は】
1.なるべく負担にならぬよう簡易にする。実行されたことは○をして数値や必要なことだけ記入する。
2.テーマ・備考は週単位でシンプルに意識づける。
3.毎日記入する習慣をつけ、こまめに体に気を配る、規則正しい生活習慣は何よりの薬です。
4.かかりつけ医を設け、データに基づく適正な治療を常日頃受ける。